私事ですが、今月13日に65歳の誕生日を迎えます。65歳の節目は、年齢区分では『高齢者』に分類されます。ここまで生きてこられたことに感謝しつつも、その言葉の響きに複雑で憂鬱なものを感じています。
しかしながら『高齢者』の仲間入りをして、決してマイナスなことばかりではなく、プラスなことも多々あります。映画、美術館や温泉施設に飛行機の割引、医療制度などでも、現代社会は高齢者に優しいものとなっています。加えて、大きな励みとなりますのが、当社には気力、体力とも充実して元気に活躍されている先輩諸兄がいらっしゃることです。
『高齢者』に限らず、世の中で元気に活躍されている人は、マイナスなことを考え、くよくよするのではなくプラス思考で発想して行動されているように思います。私は、65歳を契機に、モットーとしているATM(明るく、楽しく、前向きに)を高めて実践していこうと考えています。具体的には『笑う門には福来る』を座右の銘として掲げたいと思います。その意味は、いつも笑顔が溢れている家や人には、自然と幸福が訪れるというものです。科学的にも、笑顔は脳の活性化、血行促進を促し、自律神経のバランスを整え、心身の健康に良い影響を与えることで、仕事や人間関係も円滑にすると言われています。
観測来、最速の梅雨明け、最小の梅雨日数となりました。今までとは異なることをマイナスやネガティブに考えるのではなく、梅雨の天候不順が短かったことや梅雨前線による豪雨災害が発生しなかったことをプラスと捉え、老いも若きも『笑う門には福来る』で暑い夏を大いに楽しんでまいります。
和田晶夫