『情熱を持って楽しく仕事をしよう』
“Enjoy working with passion”
第45期のスタートにあたり、全社で改めて“経営理念”を共有し、“経営理念”実現のための行動指針を申し上げたいと思います。
当社は、創業より誠意ある仕事、謙虚で一生懸命であることを何よりも大切にし、今日まで歩んでまいりました。その間の地域社会、関係者様からの暖かいご支援に対し、心より感謝を申し上げたいと思います。また、当社を直接的に支えて下さった故人、先輩諸氏の御尽力に対し心より敬意を表し、また、今日一生懸命働いてくださっています社員さんに感謝の念を新たにしたいと思います。
私たちは、創業四十年の節目に『百年企業を創る』というビジョンを掲げました。当たり前のように思われる企業の存続ですが、現代社会で企業が存続することは意外と難しいことです。そのことを示すデータとして、企業の平均寿命は18年で、存続率で見ると10年が10%、30年が2%、50年が0.7%、100年存続する企業は僅か0.3%に過ぎないという数字があります。
企業が目指す絶対的命題は『継続的に発展すること』と言えます。その実現には『社会性の追求』『人間性の追求』『利益性の追求』を企業の三大責任として、調和を取りながら高めていかなければなりません。
・社会性の追求
お客様、社会の役に立ち、喜ばれる仕事をすること
・人間性の追求
関わる人が成長、発展すること
・利益性の追求
関わる人の生活を支え、豊かにすること
私たちは、地域から信頼と共感を頂きながら『継続的に発展すること』を実現するために『社業を通じ、地域に幸せの“和”を広げること』を経営理念として掲げています。この理念は、一人ひとりが仕事に対し、やりがいや価値を見出し、楽しく働くこと。働く仲間が好意と友情を持って関わり、切磋琢磨し和を深めること。そして、仕事を縁として多くの人との関わりを広げ、お客様や地域から喜んでいただける仕事をすることです。さらには、その実践により、一人ひとりが成長、発展しこの地域を愛し、和やかに暮らすことが出来るようにという念(おもい)が込められています。
我々の45期目の歩みがスタートします。この一年間、経営理念をバックボーンとして、常に肯定的に発想し取り組むことを心掛け、“情熱を持って楽しく仕事をすること”を共通のテーマとして歩んでまいりましょう。
“情熱を持って楽しく仕事をする”ための行動は、私たちの七つの問いかけそのものであります。
① 目的 目的、ビジョンは明確か
② 使命感 自らの業務に自信と誇りを持っているか
③ 積極姿勢 プラス思考で発想し、積極的に行動しているか
④ 協働 社内の連携、協力を図っているか
⑤ 自己実現 品位を磨き、成長し続ける努力をしているか
⑥ 感謝 思いやりと感謝の気持ちで行動しているか
⑦ 幸福、満足 楽しんでいるか
行動指針(2015年度)
『情熱を持って楽しく仕事をしよう』
“Enjoy working with passion”
“肯定的に発想し、情熱を持って楽しく仕事をすることにより、
お互いを高め合い成長、発展しよう”
和田 晶夫