早いもので11月を迎えました。例年、私たちの業界はこの時期から年度末までが繁忙期となります。最近、安心で安全な社会や地域づくりのための社会インフラや防災に関する調査、点検、診断業務等が増えたことに加え、広い範囲で自然災害が頻発したこともあり、業界全体の業務量が増えています。特に、西日本豪雨災害で、最も被害の大きかった広島県では、災害復旧の前提となる測量、調査、設計を担う技術者、会社の不足が深刻であります。このことがメディアで取りあげられたこともあり、私たちの産業に対する注目度はかつてないほど高まっています。このことを言い換えれば、私たちの働きや技術が地域社会に「役に立ち」「喜んでいただき」「必要とされている」ということになります。
仕事で得られる人の幸せには「役に立つこと」「喜んでいただく(褒められる)こと」「必要とされること」があると言われます。社員の皆さんには仕事量が多いことで、苦労をかけていますが、私たちの働きが地域の幸せにつながり、その先には自分たちの幸せがあるということを信じ、当社のモットーである“明るく、楽しく、前向き(ATM)”であることを旨として仕事にあたっていただきたいと思います。
今日は、㈱アルプロンの坂本社長から素晴らしい講演をいただきました。坂本社長はエネルギッシュで“テストステロン”の塊、ATMそのものの素晴らしい経営者です。今日の講演の肝は、大きな夢を持って、明るく、楽しく、前向きに生きることで、仕事や人生が好転するといったことであると受け止めました。これから繁忙期を迎えますが、みんなが一丸となって、ATMで仕事に向き合い、好循環を作りだせるよう、坂本社長の講演をヒントにして要諦を考えてみました
・大きな声で分かりやすく話す
・背筋を伸ばして歩く
・肯定的な思考をすること(出来る!から発想する)
・メリハリを付けて働く(ON.OFFの切り替と体を動かすこと)
・3時にはラジオ体操に加えスクワット
このことをみんなで実践し、私たちのATMな働きが“地域に役立ち”地域がATMになりますよう、全社一丸となって歩んでまいります。
和田晶夫