体育の日10月10日に出雲駅伝が行われます。出雲駅伝は「全日本大学駅伝」「箱根駅伝」と並ぶ大学三大駅伝として、また、駅伝シーズンの開幕を飾る大会としても注目される大会です。
出雲駅伝は神門通りの起点である勢溜りをスタート地点に、6人のランナーが襷を繋ぎ、大社→出雲→斐川→平田を周回し(3区では当社の前を通過します)最終区の6区で再び神門通りに戻り、ゴールの出雲ドームに至る45.1kmの距離の短いスピード勝負となるレースです。
このレースの模様は、生放送で全国に放映されます。それと同時に出雲大社や門前の街並み、出雲神話の紹介と共に出雲平野の田園風景や斐伊川の鳥瞰などが全国に紹介されます。私たちの郷土の素晴らしい風景や歴史、文化が全国に知られることを誇らしく思っています。
出雲駅伝は平成元年にスタートしており、今年で28回目になります。この間で大きく変わったものの一つとして神門通りが挙げられるのではないでしょうか。この駅伝が始まった頃は人通りもまばらで、シャッター街と揶揄されていました。しかしながら平成の大遷宮と並行して、街路や交通広場の整備、電線の地中化が進められ、多くの出店もあり、新たな街並みが出来上がり、多くの参拝客で賑わい、神門通りは見事に甦りました。
私は大社町に生まれ育ち、今も暮らしていますので、出雲大社の門前の賑わいを何よりも嬉しく思う一人です。また、この神門通りの整備に弊社が仕事を通じて関わることができたのは、何事にも代えがたい喜びであります。
今年から、宇迦橋から南側の2工区の整備も始まりました。弊社が引き続き神門通りの整備に関わる機会をいただいたことに、新たな喜びを感じています。
私たちが仕事をする上で大切なものは『郷土愛』です。この地域で暮らす私たちだからこそできる最適な提案、誠実でおもいのある仕事により郷土の発展に関わることができること。それこそが私たちの仕事の大きな喜びと誇りであります。
当社では人事理念(求める人材)の筆頭に「郷土愛のある人」をあげています。下半期のスタートにあたり、あらためて『郷土愛』を胸に刻み、誇りある郷土づくり、地域で暮らす人の役にたつ仕事を行うことを、全社員で共有してまいります。
人事理念
『求める人材』
・郷土愛のある人
・目的ビジョンが明確な人
・プラス思考で発想し、探求心と行動力のあるひと
・協働に努め、自己犠牲精神のある人
・謙虚で礼節のある人
・誇りと使命感を持って仕事をする人
・技術力の研鑽に努める人
和田 晶夫