社長のコラム
2013年5月07日
『郷土愛』
出雲大社では平成20年度から、60年に一度の大遷宮の準備がとり行われていましたが、いよいよ5月10日には大遷宮事業のクライマックスである、リニューアルされたご本殿に大国主大神様がお還りになられる本殿遷座祭がとり行われます。
マスコミ等で遷宮が大きく取り上げられたこと、縁結び、婚活、パワースポットブームに加え、松江道の全線開通も追い風となって出雲大社とその周辺は、このＧＷにはたいへんな賑わいでした。
特に、数年前には、空き店舗が目立ち、休日でも人通りが疎らで閑散としていた神門通りでしたが、近年の交通広場、街路、電線地中化等のインフラ整備で往時の賑わいが甦り、多くの観光客を迎えるに相応しい玄関口、憩いの空間としてリニューアルしました。
当社は昭和四十七年に出雲大社の門前で創業しています。私たちは、創業の思いと共に、創業の地に対する感謝の念を引き継いでいます。ご縁に恵まれ、平成18年から街づくり基本計画、交通広場、神門通り街路整備、出雲大社境内の環境整備等に関わることが出来ました。最近の出雲大社の注目度の高まり、周辺の賑わいを見るたび、それを支えるインフラ整備に関わることが出来たことに至高の幸福を感じています。
当社では、人事理念の筆頭に『郷土愛のある人』を挙げています。私たちの仕事は、永続性のある安心安全で住みよい、誇りある地域を創造することです。その原点となるのは、『地域を愛する心（郷土愛）』です。
私たちが関わる仕事すべてに、地域の方々の熱い思いが込められています、その思いを共有することが私たちの仕事の第一歩であると言えます。
ＧＷが明け、新年度の業務も本格的に始動します。地域、お客様と感動を共有できる素晴らしい仕事により、安心安全で誇れる地域づくりに貢献してまいりましょう。
