厳しい暑さの続いた今年の夏もそろそろ終わりに近づき、朝夕は少しずつ涼しくなってきたように思います。
気象庁が今年から定義した最高気温35度以上の「猛暑日」は、松江での観測で6日間を記録し、最高気温は8月14日に37.2度を記録、8月の平均気温も例年より2~3度高い記録的な猛暑でありました。
最近、異常気象という言葉を耳にされることも多いと思います。昨日も隠岐の島町で時間雨量130mmという記録的な豪雨がありました。異常気象といえば、このような豪雨、台風、干ばつなど人類とその財産に大きな被害をもたらす現象が印象強いのですが、これとは異なり、直接的に大きな被害を被るわけではありませんが、この『猛暑』や『暖冬』も立派な異常気象であります。
異常気象の原因は諸説あります。地球の周期的なものであるとの説やエルニーニョ等の自然現象に起因するものであると言われ、またこれらに自然破壊やヒートアイランド現象等の人為的なものが加わっているとも言われています。
私には異常気象や地球温暖化に関する専門的な知識はありませんので、残念ながらこの場で理論的に述べ、皆様に納得いただける説明をすることは出来ませんが、これほどの猛暑(逆に近年の暖冬も)を経験しますと、確実に地球の気温が上昇し環境が変化していることを確信し、人類、地球の健全な存続の危機を感じずにはいられません。
私たち一人一人が、そして企業活動においても、少しでも地球環境を考え活動することが大切であるとまさに身にしみて感じたこの夏の猛暑でありました。
夏の疲れが出やすい時期であります。
各自で体調管理を適切に行っていただき、安全に留意し業務をおこなっていただきたいと思います。