これからのわが国の方向性を大きく左右する衆議院選挙は、自民大敗、民主圧勝により政権交代という結果で終わりました。
今回の選挙期間中に日常の業務では話す機会のない異業種の方々の話を聞くことが出来ました。
ある人が「日本の現状を憂い、木の命は根にある事を引き合いに、地方は木の根の役割であり、根が枯れると大木といえどもやがては枯れてしまう、このままでは国家が滅びてしまうのでは」と仰っていたことが印象に残っています。また、同様に地方、地域の大切さ、役割、地域コミュニティの必要性について多くの人の話を聞くことが出来ました。
竹下亘候補は街頭演説で、「日本が明治維新で近代化を遂げた原動力となったのは薩摩、長州をはじめとした地方の力を原動力として国の大転換を果たしたこと」また、「戦争で焦土と化した国土、都市の奇跡的な復興を支えたのは地方であり地方の人材である」ということを述べられ地方、地域の大切さを訴えられました。
今月中には新政権が誕生することとなります。民主党を中心とする新政権ではこの地域、地方に住む私たちにとって厳しい政策転換もあることと思いますが、逆境をばねとし厳しい時代にこそ「底力」を発揮し存在感を示す時であると前向きに考えたいと思います。
当社の経営理念である『地域のためにいかに役立ち、自立していくか』このことを各自が認識し、組織、個人とも誇りを持って地域の構成員としての役割を果たしてまいりましょう。
『地域のためにいかに役立ち、自立していくか』
私たちの目指すことは、皆が誇りを持って業務を行い、企業活動を通じそれぞれが成長し、その総力により会社が発展し、社会に対する役割、責任を果たすこと。そして皆がこの地域を愛し、誇りを持って豊かな暮らしを送ることであります。私たちはこの理念を実現すべく「地域密着」「総合技術力」「社会貢献」を3つの柱に鋭意努力してまいります。