新年明けましておめでとうございます。
昨年は我々にとって逆風下の厳しい一年でありましたが、皆様方の会社方針に対するご理解、ご協力をいただき、乗り切ることが出来ましたことを改めて感謝申し上げます。
本年を展望しますと、国の財政構造改革が進むこと、県では中期財政改革の最終年を迎えること、また、県内の市町村合併が終わり、これに伴う合併特需も一段落したこともあって、我々にとってさらに厳しい環境となることが確実視されています。
当社では近年、組織、個々の意識改革、組織の連携、協力と様々な形で改革に取り組んでまいりました。その甲斐あって、受注においては県内コンサルタントではトップクラスを維持し、財務的にも健全経営を維持しています。また、技術力においても高評価を得ており、有資格者数でも県内一となる技術者集団となりました。
しかし、業界としては、本年はさらに厳しい淘汰が予想され、真の企業力が問われますが、『勝ち組』でありつづけられるように、我々の企業力に自信と誇りを持って進んでいきましょう。
2006年のスタートにあたり、本年の活動テーマとして三つをあげさせて頂きます。
① 社内の連携、協力
② 個人が進化し成長し続けること
③ 自らの業務に自信と誇りを持とう
「社内の連携、協力」「個人が進化し成長し続けること」でありますが、企業は、個々の進化、成長が組織の原動力であり、個々が良い調和のもとで連携、協力し、発展していくことが不変のテーマであります。今年もそれぞれがこのことを意識して活動していただきたいと思います。
三つ目の「自らの業務に自信と誇りを持とう」でありますが、我々(この地方)は今、まさに苦難の時代を迎えようとしていますが、この地域が継続的に発展していくためには、私達の業務は尊いものであり、その中枢を担っていることへの誇りと自信を持って業務を行って頂きたいと思います。(このテーマについては、各部署で具体的な活動テーマを挙げていただいています。部署単位で意識を共有してとり組んでいただきたいと思います)
この3つの活動テーマを常に意識していただき、ゆるぎない経営体質確立とそれぞれの生活を豊かにするため、各自が前向きな姿勢で、それぞれの役割を果たし、この難局を全社一丸となって乗り切っていきましょう。
最後になりましたが、社員の皆様とご家族のご健康、ご多幸をお祈りし、年頭の挨拶とさせて頂きます。