明けましておめでとうございます。
ここに2011年の仕事始めを健やかに迎えることが出来ますことをお互いに喜び合い、係わる全ての人・ものに感謝の念を持ちたいと思います。
年末年始にかけて、記録的な豪雪により山陰地方では大きな人的被害や生活、交通インフラの麻痺、生活の不便が生じました。人の力は微力で、大宇宙、大自然の中で生かされていることを実感した年明けとなったのではないでしょうか。
その中で、いかに生きていくかは私たち自身の意思、考え方次第であると思います。
昨日、目にしたある方の新年に向けた『ビジョンを持って立ち向かう』という随筆に『強行者有志(強く行うものはこころざし有り)』という言葉を目にしました。この言葉は老子の言葉で『ビジョンを持ってそれに向かっての行動を怠るなという意味であり、強い「志」と「行動力」が大切である』ということを引用し、述べられていました。
自らの意思決定、行動が大切であることを再認識する意味で、今年の活動指針として『自らが源』という言葉を挙げさせていただきました。この言葉は、いろいろな意味のある言葉ですのでそれぞれの感性で受けとめていただきたいと思います。
この一年間、私たちを取り巻く環境は引き続き厳しいものと想定されます。順風だけではなく、厳しい逆風も多かろうと思いますが、全ては『自らが源』であり、自分の「志」「行動力」次第でいか様にもなるということを意識して行動し、自らの成長、幸せのためにチャレンジしていただきたいと思います。
そして、目的あるところに、最終的な喜びや満足感があるという事を踏まえて、今年から『五つの問いかけ』に「目的」「幸福、満足」を加え『七つの問いかけ』といたました。① 目的・ビジョンは明確か(目的)
② 自らの業務に自信と誇りを持っているか(使命感)
③ プラス思考で発想し、積極的に行動しているか(積極姿勢)
④ 社内の連携、協力を図っているか(協働)
⑤ 品位を磨き、成長し続ける努力をしているか(自己実現)
⑥ 思いやりと感謝の気持ちで行動しているか(感謝)
⑦ 楽しんでいるか(幸福、満足)
まずは、
・一人ひとりが、「目的」「ビジョン」を明確にしましょう。
・そして、それは、一人ひとりの「幸福、満足を満たすため」であることを考え、
・「使命感」「積極姿勢」「協働」「自己実現」「感謝」の意識、気持を持ち続け
『自らが源』でこの一年を歩んでまいりましょう。
最後になりましたが、本年も社員の皆様とご家族のご健康、ご多幸、この一年が仕事を通じ楽しく、わくわくすることが出来ますことをお祈りし、年頭の挨拶とさせて頂きます。