新年あけましておめでとうございます。
ここに2014年の仕事始めを健やかに迎えることが出来ますことを共に喜び、関わる全ての人や事物に感謝の念を新たにしたいと思います。
昨年は、長い間低迷していた日本経済に明るい兆しが見え始めた年となりました。私たちの地域においても、国の経済対策として公共投資の拡大、松江尾道、山陰自動車道の部分開通に加え、出雲大社の平成の大遷宮のおかげを受け、大いに活性化したありがたい一年となりました。
昨年は、私たちにとって外部環境に恵まれた一年であったと言えるでしょう。外部環境は悪いより良いに越したことはないのは言うまでもありません。しかしながら、外部環境、景気は誰にも予想できるものではありませんし、急変すること、浮き沈みがあるのが常です。
商いに『景気より天気、天気より元気』という格言があります。これは商品が売れないのを景気や天気のせいにするのは間違っている。景気、天気より大切なのは、商いをする前向きな気持ちであり、『元気』さえあれば『景気』『天気』といった外部環境に関係なく、商いは繁盛するということを商いの表経験則から表わしたものです。
今年の干支、午年は十二支の折り返しとなります。そのことから、午年は、世の中の仕組みや価値観が変化する年であるとも言われています。私たちにおいても、様々な環境変化が予想され、一年を通じ全てが順風満帆にいくことばかりではないと思います。
私たちは、物事が順調にいかないと、環境や人のせいにして、否定的な言動を取る傾向にあります。しかしながら、何事も『自らが源』となり、前向きに行動しなければ成果や満足は得られないということは言うまでもありません。
『景気より天気、天気より元気』とは『自らが源』であるということを表したものであると思います。
この一年、私たちは絶えず経営理念を共有すること。個人においては、絶えずビジョン、目標を明確にして、ひとり一人が『自らが源』となり、明るく、楽しく、前向きに、そしてワクワクしながら歩んでまいりましょう。
社員の皆さん、ご家族、関係者のご健康とご多幸を祈念して新年の挨拶とさせていただきます。
経営理念
『我々は社業を通じ、地域に幸せの“和”を広げることを使命とします』
“地域の和” 『地域密着』
私たちが愛する地域の安心、安全、平和を実現するために、心をつくして奉仕します。
“人の和” 『総合力』
衆知、専門分野、最新技術の協和により、地域にとって新しい価値創造、有効な技術サービスを展開します。
“人生の和” 『自己実現』
仕事を通じ人間力、技術力を高め、一人ひとりが尊敬される社会人に成長し、感動ある和やかな人生を共に築きあげます。
『新年の誓い』
輝かしき新年を迎え、社員を代表して決意を表明します。
昨年は、新政権が日本経済の景気回復を最優先課題とする政策効果によって、株価、公共工事などが前年を上回り、全般的に明るさが甦り始めました。
私たちは、この経済政策を大きなチャンスと捉える中で、お客様の要望に応え、信頼をいただき続けるには、既存分野をさらに深耕し、社会問題となっているインフラの長寿命化、事前防災・減災対策を含む新技術・分野を発信し、地域、お客様に対し新しい価値を創造して参ります。
このためには、我々社員一人ひとりが「自らが源」で行動するとともに、“お互いが認め合い(愛)”、“支え合い(愛)”、“共に感謝の気持ちを持ち続ける”ことで、よい社風をつくり、社会に貢献して参ります。
この一年、社員一人ひとりが常に光り輝き、関わりある全ての皆様に愛される企業となることを誓います。