新年あけましておめでとうございます。
新しい年が皆様にとって輝かしく、地域に幸せの和が広がる年になりますよう心からお祈り申し上げます。
昨年は、国の最重要課題として“地方創生”への取り組みが始まりました。今年は、さらに具体的な施策や取り組みが活発になることを大いに期待しています。
“地方創生”は、東京圏への人口や行政、政治、経済等の一極集中に対する自然災害等を含めた様々なリスクに備えることや、地域問題の解決、地域における就業機会の創出などを大きな柱としています。少子高齢化と深刻な人口減少に向き合う日本にとって、それぞれの特徴を活かした魅力ある地方を創ることこそが、国の衰退に歯止めをかけ、成熟した明るい未来を拓くための解決策であるとの認識から推し進められています。
この“地方創生”のキーワードは“まち、ひと、しごと”です。仕事が生まれることにより、人が集まり、町が栄え、そこからまた新たな仕事が生まれるといった好循環を創りだすよう、国と地方、民間で一体的に取り組むことがその理念となっています。
“地方創生”のキーワードである“まち、ひと、しごと”を私たちの仕事に置き換えてみれば、『地域を大切にするおもいを持ち、仕事を通じて地域に貢献し、自分たちや地域が成長発展し豊かになる』ということで、私たちの経営理念『社業を通じ、地域に幸せの和を広げること』に一致するものであります。
この一年、必ずしも順風満帆な時ばかりではないと思いますが、私たちの仕事は未来に残る夢のある仕事であること、私たちは地域づくりを担っているという誇りと自信、責任感を持って、“情熱を持って楽しく仕事をしてまいります”。
“情熱を持って楽しく仕事をする”ことは、七つの問いかけそのものであります。
この一年が、社員の皆さま、ご家族、関係者にとって実り多く充実したものとなりますことを祈念して、年頭の挨拶といたします。
和田晶夫