早いもので平成16年度も年度末を迎えました。
当社にとって非常に厳しい環境におかれたこの一年でしたが、社員の皆様の経営方針に対するご理解、ご協力により乗り切ることが出来る見込みとなりました。ここに御礼と感謝を申し上げます。
この一年を通じ、この朝礼の場で皆様にはいろいろなお話をしてまいりましたが、ふり返りますと一貫して「社内の連携」「意識改革」について訴えたように思います。
「社内の連携」について考えてみますと、この一年で部内、課内における各部署内の連携は、以前と比べますと格段に良好なものとなったように感じられます。しかしながら、最終的な姿である「組織横断的な連携」が出来ているかというとまだ不充分であるように感じられます。
総務、営業、製造部門(技術、情報システム)がそれぞれの部署内だけで働く傾向が依然として強いような気がします。「組織横断的な連携」を行っていくため、今後、特に中間管理職に求められますのは、部署の枠組みを超えて他部署と積極的に関わっていくという「バリアーフリーの発想と行動」が大切であると思います。
当社の究極の目標は、品質方針(迅速な対応、工期の遵守、高品質の成果品の提供)の実現であります。このことを念頭に、技術部門担当者が技術分野だけに拘ることなく営業との連携を図る。営業部門も技術部門の実情を理解し的確にサポートする。総務部門を含め各部門が適切に連携していくことが組織運営では最重要であります。
年度末を迎え、各部門とも、決算、契約の折衝、納品等のピークを迎えます。また、各部署の引越し、異動等も加わり、最も多忙な時期を迎えます。