本日は第40期の決算年度のスタートです。
区切りの年のスタートにあたりこの言葉を心に刻み、皆様に申し上げたいと思います。
『伝統とは挑戦と革新の連続である』
あるデータによれば、企業の寿命(存続率)は、10年存続率は10%、30年では2%、50年では0.7%、100年生き抜く企業は0.3%という数字があります。企業が時代を生き抜き、歴史を重ねていくことの厳しさを如実に表している数字であると思います。
冒頭に申し上げた言葉は、企業、個人共に継続・発展していくためには、築いてきた社歴、企業力を礎に、それに満足し驕ることなく、常に前向き、積極的に挑戦し続けること。全社員が力を合わせ、時代の変化に対応し、変革を遂げ続ける組織のみ存続することが社会から認められ、それが結果として伝統となることを意味しています。
40期の経営方針発表会で述べておりますように、当社の活動を通じ、社員一人ひとりが成長し発展すること、そして当社、社員が社会、地域のなかで役立ち、共感と信頼をいただきながら歩むことが出来ることこそ当社の存在意義であり、経営理念であります。
“『成長』する気概のある人、それに向かって努力し続ける人”を大切にし、お互いが支え合い、高め合い、人間力と技術力を磨き、その総力を結集して組織力を高め、企業としての『成長』を遂げてまいりましょう。
今期も、たいへん厳しい経営環境となります。全社員が一丸となって事業計画必達に向け力強く踏み出してまいりましょう。
そして当社の歴史の中で、仕事を通じ多くの出会い、感動に恵まれ、社員の皆さんが有意義に過ごされ、ご家族共々大いに繁栄、発展されますことを祈念する次第です。