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社長のコラム

2020年10月01日
社長のコラム

『半沢直樹』

TBS系列で放映されたドラマ『半沢直樹』が先週の日曜日に幕を閉じました。私は数年前に原作を読んでいましたので、小説をどのようにドラマ化するのかということに興味を抱き、全10話を楽しく視聴しました。このドラマは、インターネット全盛の時代にあって、異次元の視聴率と言われる30%超えを記録する大ヒットとなりました。

 

 ドラマや小説をご覧になってご存じの方も多いと思いますが『半沢直樹』のストーリーは、組織が肥大化し、行内闘争や人事にうつつを抜かし、本来の目的を見失う巨大銀行を舞台として、主人公である半沢直樹が組織や社会の不条理に対し、知恵を絞り、正義感を持って行動し、「やられたらやり返す、倍返しだ」という決め台詞で難題を解決する痛快なストーリーです。

 

 このドラマの原作は「下町ロケット」「陸王」「ノーサイドゲーム」などの著作で知られる池井戸潤さんの「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」です。ストーリーが時代背景を的確に捉え、リアリティがあることや登場人物がユニークなことなどがヒットにつながっていると思います。加えて、キャスティングが素晴らしく、主人公半沢直樹を演じた堺雅人さんの迫真の演技と対峙する香川照之、片岡愛之助、市川猿之助等の歌舞伎役者の掛け合いは見ごたえのあるものでした。

 

 小説をドラマにするには、原作をもとにドラマとしての設計図を描く“脚本家”と映像化する際に現場の指揮をとる“監督”、制作の全てを統括する“プロデューサー”の存在がベースとなります。それに加え現場の“俳優”“スタッフ”などが制作の方針や意図を理解し、プロとしての仕事をすることが欠かせません。番組の特集で知ったのですが、このドラマの脚本は「ここで半沢怒る」という最小限の表現にとどめ、現場では、俳優同士の阿吽の呼吸とアドリブによる迫真の演技やセリフが映像となっており、現場力の素晴らしさを感じました。

 

 ドラマ作りを私たちの業務に置き換えれば、仕様書やマニュアル(原作)があり、それに基づいて業務計画(脚本)を立て、監理技術者(監督)を中心として業務を行うことがベースですが、業務の成果を左右するのは、現場で各分野の業務を担う人(俳優、スタッフ)のその時々の判断や対応力によるところが大きいと言えます。仕事を行う中で、様々なイレギュラーや急な判断が必要になりますが、戸惑ってフリーズすることなく、プロとして経験と知識を生かし現場力(アドリブ)を発揮することが大切であると思います。

 

 本日から下半期のスタートです。ワンチームになることと一人ひとりの個性、能力を最大限に発揮して現場力(アドリブ)を発揮し、後半戦を歩んでまいります。

和田晶夫

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