当社では全業務の内、約半数の業務がこの3月に工期が集中します。我々にとって一年で最も忙しい3月を迎えました。
忙しい日々が続きますと、誰しも、この仕事が終わったら、何をしたい、何処へ行きたいと先の楽しみを考え、気分を和らげ、仕事への意欲につなげることがあります。このような思考は、メンタルヘルス、ワークライフバランス面からも有効なモチベーションの高め方であると言われています。
私の経験から申し上げますと、あまりにそちら(先の楽しみ)に気を取られてしまいますと、単純なミスを起こしたり、効率が悪くなったりするものであります。つまり、集中力が欠如するという好ましくない結果になったことを記憶しています。それぞれがコントロールできる範囲で上手に行っていただきたいと思います。
2月12日から約2週間にわたって開催されましたバンクーバー冬季オリンピックの全競技が終わり、閉会式を残すのみとなりました。残念ながら日本選手の金メダル獲得はなかったものの、銀メダル3個、銅メダル2個の5個のメダルを獲得いたしました。素晴らしい戦いぶりであったと思います。
今回のオリンピックのパフォーマンスを見て最も感動しましたのは、「今、この瞬間を精一杯に」戦い、演じる彼らの真剣さ、気迫、凄さがテレビ画面を通じリアルに伝わってきたことであります。
各競技のメダリストをはじめ、多くのアスリートたち、服装や記者会見の言動で話題になった国母選手のパフォーマンスからも「今を精一杯に!」という真剣さ、気迫を感じることが出来ました。
彼らのパフォーマンスから改めて「今を精一杯に!」生きることの素晴らしさを感じた次第であります。
私たちにとって真剣勝負のこの一月となります。
モチベーションの高め方はそれぞれの方法があると思いますが、究極は「今を精一杯に!」であると思います。
私たちも「今を精一杯に!」行動し、平成21年度の有終の美を飾りましょう。