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社長のコラム

2011年12月01日
社長のコラム

『ライフライン』

 “光陰矢の如し”と申します。早いもので師走を迎えました。
この一年を振り返りますと、山陰地方では大晦日から年明けにかけての記録的な大雪により、孤立集落の発生、道路や公共交通機関の混乱等のなかで、記憶に残る新年を迎えました。その後も低温続きの寒い冬となりましたが、春の気配を感じる3月11日には日本人にとって忘れることの出来ない日となりました。日本のみならず、世界中を震撼させた東日本太平洋沖地震が発生し、地震被害に加え津波、原発事故等により、国難ともいえる状況に陥りました。今なお、多くの行方不明の方がいらっしゃいます。また、不安な気持ちで不自由な暮らしを強いられている方も多くいらっしゃいます。
7月には福島県と新潟県で梅雨前線による豪雨、9月には西日本から北日本の広い範囲で台風12号、15号の影響による雨量が2000mm(年間総雨量に匹敵)を超えると言う想像を絶する豪雨により、人的被害を含め大きな被害をもたらしました。

この一年は、私たちにとって自然の猛威を思い知らされた年となりました。日本列島は四季折々の豊かな自然に恵まれている一方で、常に地震、風水害のリスクと向き合っていることを多くの人が痛切に感じられたことと思います。また、私たちの地方は、地形条件が厳しく、地質が脆弱であり、自然災害が発生した際には生活基盤が非常に脆いことを多くの人が認識されたとことと思います。

近年、都市部や一部のマスコミでは公共事業は悪の代名詞のように言われてきました。脱ダム宣言をはじめ、全国を網羅すべき高速道路についても否定的に論ぜられ、建設産業の存在自体を否定するような発言もありました。ややもすると、公共事業に携わる私たちでさえ、自身を失う社会風潮でありました。
こうした中、今年発生した震災や豪雨災害はたいへん残念な出来事ではありますが、災害復旧、復興を支え、地域社会を維持していくためには、地域の建設産業は不可欠であることを社会に広く認めていただく機会となったのではないでしょうか。

人々の生活を支えるうえで不可欠な上下水道、電気などを総称してライフラインと言います。私たちの産業は地域での生活に欠かせないインフラを整備の一翼を担っていることから言えば、産業自体がライフラインであるとも言っても過言ではありません。
公共事業に携わる私たちは、地域に根ざし役立っていることに自信と誇りを持ち、今後とも地域社会に貢献してまいりましょう。
 冒頭申しましたように師走です。何かと気ぜわしい時期ですが、健康に留意し、今一度、それぞれが仕事の役割を認識し、協働を図りながら粛々と取組み、有終の美をかざりましょう。

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