「アテネオリンピック」
アテネオリンピックは予想を超える日本人選手の活躍で、毎日寝不足の日々でしたが、やっとゆっくり眠れるものと安堵しています。
大会前のメダル数予想では、金メダルは前回のシドニー大会の5個を若干上回る程度というのが大方の予想でしたが、結果的には、金16個、銀9個、銅12個と予想を大きく上回り至上最高の結果となりました。
この結果については、今後いろいろな形で論評されるでしょうが、私なりに考えてみますと、競技種目の増加、国際的な社会情勢の変化等はあるにせよ、『科学的根拠に基づくトレーニング』と競技の底辺拡大を含めた、『長期的な育成計画』の成果であると思います。
特に、水泳、体操等はお家芸復活を目指し、ジュニアからの英才教育、地方のスクールを基盤とした底辺拡大策が好成績の要因であると言われています。
我々企業、会社経営においても、今回のオリンピック、選手育成について学ぶことは多々あると感じたところであり、『長期計画に基づく教育、訓練の大切さ』『組織力』等がそれであります。そのような視点で企業、会社経営を捉えた場合、企業力向上、技術力向上に向けた施策をいかに地道に行っていくことが重要であるかということを考えさせられたアテネオリンピックでした