最近、『お元気様です』という書き出しのメールをいただきました。最初は文書の変換間違いと思ったのですが、同じ『お元気様です』という書き出しのメールをほかの人からもいただき、少し不思議に思っていました。その内の一人のメールに、「最近プラス思考的あいさつで『お元気様です』というのが密かに流行っていますよ」という説明が添えられていました。
この『お元気様です』という言葉の響きが良かったので、調べてみましたら、一説には、京セラの創業者でもある稲盛和夫会長が提唱されたということであります。
挨拶は、朝の「おはようございます」で始まるわけですが、その時間帯を過ぎますと、たとえ午前中でも「お疲れ様です」という挨拶をよく耳にします。私は、午前中からこの「お疲れ様です」という声をかけられることに違和感があり、マイナス思考的で好きになれませんでした。日常で無意識に行っている、行動や言動、使い慣れた言葉にも、意外なほど、マイナスの影響を与えているものがあるようです。気づけば即実行、良いことは真似すれば良いわけで、気持のよいものに変えてまいりましょう。
『お元気様です』はプラス思考的挨拶であり、いろいろな会社、組織でこの『お元気様です』を推奨し、広く実践しておられるようです。
当社でもこのプラス思考的挨拶である『お元気様です』を社内挨拶として取り入れてまいりたいと考えています。
師走を迎えました。公私とも多忙な時期であります、場合によってはマイナス思考的になりがちですが、『お元気様です』からエネルギーをいただき、プラス思考で取り組み、元気に乗り切ってまいりましょう。