社長のコラム
『第47期を迎えて』
当社は、創業より誠意ある仕事、謙虚で一生懸命であることを大切にし、今日まで歩んでまいりました。その間の地域社会、関係者様からの温かいご支援に対し、心より感謝を申し上げます。また、これまで当社の発展に際し、多大な尽力を賜った物故者の方々を含め、先輩諸氏に対し心より敬意を表しますと共に、現在の当社を支えてくださっている社員のみなさんに感謝の気持ちを新たにしたいと思います。
第４７期のスタートにあたり、全社で“ビジョン”『百年続く企業を共に創る』“経営理念”『我々は、社業を通じ、地域に幸せの“和”を広げることを使命とします』への思いを新たにしましょう。
“ビジョン”“経営理念”実現のための、今期の行動指針を申し上げます。
『一人ひとりが新３Ｋを追求することにより、
地域や業界をリードするエンジニア、会社として成長、発展しよう』
わたしたちの追求する新３Ｋとは
・希望の持てる仕事、会社であること
・給与が高いこと
・環境の良い職場であること
です。
人は『希望』なくして生きることができません。希望は与えられるものではなく、自らが見つけ、追求するものです。『給与が高い』ことは、仕事の生産性、品質が良いことの証であり、生活を安定させ健全に暮らすために大切なことです。私たちは人生の多くの時間を職場で過ごすことになります。一人ひとりが明るく働きやすい、ゆとりある『環境の良い職場』を創造し続けることが永遠のテーマです。
記憶に新しい一昨年の品確法改正。これにより私たちの産業、技術に対する期待は大いに高まりました。しかしながら、国や地方とも厳しい財政状況である以上、全ての会社、技術者が安泰であるということではありません。ただ単に、国民や地域の安心・安全な暮らしを守ることができる、優れた技術を有し、真摯に仕事に向き合う会社、技術者のみが評価され、存続できる時代へと移り変わったのだと私は痛感しています。
私たちは、社会や他人に依存するのではなく、一人ひとりが理想を追求し、自らが考え、主体的に行動し、働き甲斐をみつけ、仕事の質を高めなければなりません。それにより、『お客様や社会、仲間からの期待以上の感動ある仕事をすること』を共通の価値観としてこの一年を歩んでまいります。
和田晶夫
