10月14日には全国から選ばれた大学生ランナーが襷をつなぐ“出雲駅伝”が開催されました。平成元年から開催され25回を重ね、今年も出雲路を疾走するレースの様子が全国に“発信”されたことを出雲人として誇りに思い観戦しました。また、スタート地点である勢溜り、神門通りは素晴らしい街並みに整備され、多くの観衆で賑わう様子を見て、当社が整備に関わることが出来たことを改めて嬉しく感じました。
皆様ご承知の通り、出雲大社の大遷宮の様子やパワースポットとしての神秘性がマスコミを通じ“発信”される機会が多く、大社町内、門前がたいへんな賑わいとなっています。また、全国各地の方とお会いした際に島根、出雲の知名度が高くなってきたことを実感し、マスコミを通じた“発信”の影響力に驚かされます。
最近では、全国各地で“くまモン”や“しまねっこ”といった“ゆるキャラ”で地域起こしをしようとする取り組みも盛んで“ゆるキャラグランプリ”なるものも開催されています。東京オリンピック誘致においても、日本の“発信力”が成功の大きな要因になったのではないでしょうか。
当社では3年前から樹木腐朽診断機『ポン太』を制作、販売し、全国、海外でも使っていただいています。この11月には多くの方々のご指導、協力をいただき、進化した『ポン太プロバージョン』をリリースすることになりました。
『ポン太』を通じ、当社を全国、世界に“発信”できることをたいへん嬉しく思っています。
個人においても“発信”することが大切であることは言うまでもありません。
人の“発信”とは、人が明確な目的を持ち、社会とつながって成長していくために必要なものであり、それは自分の中に持っている思いや意見を、勇気と覚悟を持って伝えるということであると思います。日本人、出雲人的な、内に秘めた思いも大切ですが、外に向けて“発信”することにより、素晴らしいエネルギーが得られるはずです。
当社では年齢や経験の異なる80名の人が働いています。そのひとり一人が違う個性を持ち、それぞれが素晴らしい能力や発想を持っています。
他人事、傍観者になるのではなく、ひとり一人がプラスの“発信”をしていけば、素晴らしい職場になり、個人、会社が共に発展できる原動力になると思います。
まずは、職場や仕事の改善提案から“発信”していきましょう。
今月は、社内の改善提案募集月間とします。皆様から忌憚のない改善提案を募集させていただきます。一人ひとりの前向きな“発信”により良い会社を作っていきましょう。