いよいよ北京オリンピックが開会します。8月8日から24日までの17日間に28競技302種目が中華人民共和国の首都北京を中心として行われます。
今回のオリンピックは、競技そのものに対する関心、興味よりも、人権、環境、衛生、治安、テロ等の問題がメディアに取り上げられ、競技以外のことがクローズアップされているような気がします。しかしながら、各国から選ばれた超一流のアスリートによる真剣勝負の魅力は何ものにも代えがたいものであり多くの感動を与えてくれるものと思います。幸い北京は時差も少ないことから、一部の競技(体操、陸上)を除いて多くの競技の決勝は午後6時から11時に集中するようで、私たちにとって睡眠不足となることもなく、ベストな時間帯に多くの競技をテレビ観戦することが出来ます。
オリンピックといえば連想するのが『参加することに意義がある』との言葉ですが、これは1908年に当時のIOC会長のクーベルタンが「勝つことではなく、参加することに意義があるとは至言である。人生において重要なことは、成功することではなく、努力することである。根本的なことは、征服したかどうかにあるのではなく、よく戦ったかどうかにある」と述べたことがもとになっているようです。
さて、当社では明日、明後日と15名の方が技術士試験に挑まれます。それぞれがしっかりと戦ってきていただきたいと思います。この場でオリンピックの精神を引用しエールを送りたいと思います。