映画『RAILWAYS』観られた方もいらっしゃると思います。
この映画は49歳で故郷に帰り、幼い頃からの夢であったバタデンの運転士になった主人公の生き方、家庭、仕事をテーマとした映画であります。この島根では、ロケーションが地元のそのままを描写しているということも含めて、普段は映画を見ない年齢層を含め、幅広い年齢層より人気を博しております。また、全国でも上映され、高評価を得ています。
私たちにとって、松江、平田、出雲のバタデン沿線の風景は見慣れた風景であるのですが、宍道湖、斐伊川、田園風景等に人々が溶け込んで暮らしている美しい景観には改めて感動しました。また、現代社会で失われつつある、日本人が本来持っている、心の豊かさ、人情や文化について改めて気づき、島根が偉大な田舎であることに誇りが持てる映画でもあります。
私は今月50歳になります。中井貴一が演じる主人公と同じ年齢であります。夢や生き方は自分自身と重ね合わせる事はできないにしても、人間の心の原点のようなものを感じ、自分を見つめ直すのに良い機会にもなり、素直に感動できました。
まだ見ておられない方は是非ご覧になってください。
『感動は心のマッサージ』という言葉があります。
映画に限らず、ワールドカップでの日本の活躍や子供さんの部活動での活躍、読書等でも多くの感動を得ることが出来ます。
鬱陶しい梅雨時期は、心身とも疲れがたまりますが、それぞれが余暇、日常の中で、『感動』と出会っていただき、心のマッサージをし、ゆとりある心で仕事や日々の活動に取り組んでいただきたいと思います。
最後に付け加えますと、仕事の成果、仕事を通じた出会いでも大きな『感動』と出会うことが出来ますことを付け加えさせていただきます。
当社がこの映画に協賛することが出来ましたことを心より喜んでおります。