先週には、多くの方々の参加をいただき社内旅行で北海道を満喫することができました。仕事の事情で参加できない方にはたいへん申し訳なく、改めて機会を設けたいと考えています。
今回、新しいスタイルの社内旅行を無事に終えることができたこと、参加された方々の生き生きした表情に触れることができ、本当に嬉しく思いました。
さて、私は北海道が大好きで、これまでに幾度も訪れています。北海道では、我々の日常生活とは異なる刺激を、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)で感じることができます。町や道路の広さ、大地、空、海の雄大さを肌で感じ、厳しい冬を乗り越えることにより、食や風景、水、空気と言った豊かな恵みがもたらされることを実感すると、ありがたさと共に何かホッとするものがあります。
今回の旅行でも皆さんは、北の大地からパワーをもらわれたのではないかと思います。
人は雄大な自然環境で育つと、おおらかで細かいことに拘らない人柄になる傾向にあると言われます。特徴的なことをあげますと、北海道の人は『いいんでないかい』が口ぐせで、そう言い合って済ませてしまう“おおらかさ”があるようです。
“おおらかさ”が全てにおいて良いとは言いませんが、私たちの仕事においてグローバルな視点や視野を持つためには、“おおらかさ”は必要な要素となると思います。グローバルな視点や視野により、問題解決が高まること、アイディアが出やすくなる他、仕事が自分視点からお客様視点に変わることもあります。また、仕事の全体像、全工程を見るためにはグローバルな視点は不可欠であると思います。
私たちは、日々の仕事をしていると、時として目先のことに拘ることや自分本位になる傾向にあります。つまり、ミクロ的視点(微視的、小さい)に陥ってしまいます。良い仕事をするためには、仕事の目的や全体像、お客様視点を見失わないよう、マクロ的視点(巨視的、大きい)が大切です。
仕事をしていて行き詰った壁時や大きな問題にあたった時には、北の大地の雄大さを思い出していただき、“おおらか”な気持ちでグローバルに発想することにより乗り越えることが出来るのではないかと思います。
グローバルな視点により、お客様や社会に喜んでいただき、また今回のような楽しい時間が共有できますことを願っています。