盛夏を迎えました。
このひと月の天気予報を見ますと、今年の夏は、昨年と同様に晴れの日が多く平年以上の暑さとなると予想されています。業務中、プライベートにおいてもしっかりと熱中症対策をとり、ATMで猛暑を乗り切りましょう。
先日、平成25年度簸川西地区用地調査業務で、優良業務知事表彰をいただきました。加えて出雲県土整備事務所、雲南県土整備事務所において所長表彰をいただきました。同年度三業務の受賞は当社において、今までで最も多い受賞です。担当者をはじめ、皆様の総力結集、努力の賜物であり、社員の皆様を代表しありがたく表彰式に参加させていただきました。
今回の受賞業務は、何れも“地域に密着した業務方針、体制により、地域の方と共に作りあげた業務成果”が評価されたと感じました。
さて、夏、盛夏から皆さんは何を連想されるでしょうか。猛暑、夏休み、セミの鳴き声、海水浴、花火、夏祭り、ビール、スイカ、ラジオ体操、集中豪雨、災害、高校野球等いろいろあると思います。
私は幼い頃を回想すると、ラジオ体操、夏祭り、セミの鳴き声、カブト虫、海水浴などの夏の風物詩が多く思い出され、夏にはノスタルジックなイメージがあります。学校を離れて自由な時間を過ごすことのできる夏休みは、郷土の自然や文化、友人や親族等と触れ合う機会も多く、『郷土愛』を育むことにもつながっていると感じます。
『郷土愛』とは“育った地域に対して愛着を持つこと”です。『郷土愛』を持つことは、連帯感や思いやりが高まり、心の安らぎや拠りどころとなります。
当社の経営理念のバックボーンには『郷土愛』があることは今さら申し上げるまでもありません。
地域の建設コンサルタントの職業理念は『技術と郷土愛を持って、安心で安全に暮らせる地域づくりに貢献すること』です。
最近、海外の食品工場で食の安全が問題となっています。この問題は、生産者と消費者との距離が遠くなればなるほど、それに比例して消費者を気遣う気持ちも遠くなることが一因となっているようです。
今回の受賞を契機として、私たちは地域に密着した技術者として、地域の人たちの目線、心遣い、心配りをさら高め『郷土愛』を持って、地域の人たちに喜んでいただける業務を行ってまいりましょう。