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社長のコラム

2004年8月01日
社長のコラム

『猛暑・災害・公共事業』

「言うまいと おもえど今日の 暑さかな」と詠った川柳がありますが、今年の夏は、この川柳がよく合う猛暑、酷暑となったのではないでしょうか。

 この暑さで熱中症等が多発しているようであります。暑さは、我慢、服装による調整、冷房等の個々の対処で対応できます。個々で対処できないのが、猛暑とともに、この夏のもう一つの特徴となった「集中豪雨」であります。北陸地方を中心として、また昨日は、四国地方で時間雨量80mmを超す記録的な豪雨により、尊い人命、財産が一瞬にして失われました。

 島根県でも、記憶に新しいのが昭和58年の石見災害であります。河川の氾濫、土石流等により多くの人命、財産が失われ、国道9号をはじめとする幹線道路、鉄道は3週間に亘って遮断され、水道、電気、通信機能等のライフラインが停止した状態が続きました。

 「平和ボケ」なる言葉があります。近年、当地では幸いにも今回の北陸地方のような「集中豪雨」もなく、大きな被害を受けていません。

 しかしながら、認識しなければならないことは、斐伊川流域に暮らす私たちは集中豪雨に対し、非常に脆い環境下に暮らしているということです。

 昭和47年7月の豪雨災害では、宍道湖の氾濫により松江市内を中心に平田市、斐川町で2万5千戸が浸水し、出雲空港も10日間閉鎖しました。

 斐伊川、宍道湖の氾濫に備え国土交通省では「上流域での尾原、志津見ダム整備」「放水路整備」「大橋川拡幅」の3点セットにより、島根の人口の半数以上が集中する斐伊川流域を水害から守ろうとしています。

 近年、マスコミや都市型政治家は、「ダム建設」をはじめとした公共事業を批判し、「脱ダム宣言」なる語呂合わせの流行語まで誕生した有様です。

 この夏の豪雨で氾濫した福井県の足羽川もダム建設についての是非が議論されていたようです。

 今回の水害を契機として、国土保全、地方を形成する上での「公共事業の有効性」が議論され、地方に対する理解が深まることを願いたいと思います。

 まだまだ暑い日が続きます。暑さで集中力が途切れがちになります。特に、現場業務、車の運転の際の安全管理等には、冷静な判断・行動、十分な確認等を怠らないように、業務に当たっていただきたいと思います。

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