今日から2日間の予定で当社の品質システムの更新審査が行われます。
早いもので、当社が品質システムの認証を取得してから3年が経過しました。導入当時を振り返りますと、個々で業務を行っている意識が強く、拒絶反応、違和感も多々あったように記憶しています。
品質システム導入後は、皆さんのご理解、協力により、『組織で仕事を行う意識』『社内、顧客間のホウレンソウ(報告・連絡・相談)』『品質に関する認識』が徐々に向上したように感じられます。
しかしながら、一部ではまだ「品質に対する認識の甘さ」が見受けられ、
・顧客から指摘を受けたにもかかわらず、同じミスの再発をした。
・顧客とのコミュニケーション不足による手戻り、信用失墜。
等が報告されています
先般、大手某自動車メーカーが品質不良により、相次ぐ大事故を起こし世間の信用を失墜しました。更には、それが引金で経営危機に陥りかけている事態がマスコミを通じて知らされました。まさに“品質は企業の命”だと痛感いたしました。
我々建設コンサルタントの生命線は「品質」にあります。企業として原価菅理(経済性)も重要ではありますが、全ては品質あってのこと、この機会に「品質至上」を再認識していただきたいと思います。