早いもので師走を迎えました。
皆様方には、厳しい環境のもと業務、受注活動に励んでいただいていますことを感謝申し上げます。
今年の仕事始めの際に三つの活動テーマを申し上げました。
① 社内の連携、協力
② 個人が進化し成長し続けること
③ 自らの業務に自信と誇りを持とう
特に、三つ目の『自らの業務に自信と誇りを持とう』については各部署で具体的な活動
テーマを挙げていただき、意識を共有して取組んでいただいたと思います。
11月末には、当社が関わった道路、橋梁が立て続けに竣工し、供用開始いたしました。
ひとつには、山陰道の宍道~斐川間の開通であります。当社は町道南広域線から斐川IC
料金所までのアクセス道路となる県道斐川上島線の測量、調査、設計に携わっています。
また、多伎町道の駅キララ多伎から大社町の国道431号を結ぶ、国道9号のバイパス的役割を果たすことが期待されている全線11.3kmのくにびき海岸道路も完成しました。この道路建設では、ゑびす大橋から終点部の市道馬渡恵比寿線改良区間の測量、調査、設計に携わっています。また、出雲市内の県道外園高松線の赤川に架かる「高松駅前橋」も竣工し渡り初式に参加いたしました。
何れの路線も、あるゼネコンのCMコピーを引用すれば『地図に残る仕事』であり、地域住民の利便性向上、産業振興、広域観光にとって必要不可欠なものであり、今後長い間、世代を超えて引き継がれていく社会資本であります。
業務を行っている時は、とかく視野が狭くなりがちで気付かないものですが、私たちの業務は歴史に残る社会資本の整備に関わる仕事であることを自覚し、誇りを持って業務に取組んでいただきたいと思います。