昨日、初めてChatGPTなるものを使ってみました。話には聞いていましたが、その凄さに驚き、私自身が暫しフリーズしてしまいました。多様な問いかけに対して、その回答の速さと的確さ、さらには最新のトピックにも対応していることに、驚きを超えた感動を得ました。
さて、“うめライス”をご存じでしょうか?
ChatGPTに問うと、瞬時にしてこのような回答が得られました。
【「うめライス」は、「梅ライス」のことを指します。これは、梅干しを使ったご飯のことです。梅干しは、日本の伝統的な保存食であり、梅の実を塩漬けにしたものです。梅干しは酸味と塩味があり、その特有の風味がご飯と良く合います。梅ライスは、ご飯に梅干しを混ぜ込んで作られることが一般的です。これによって、ご飯がさわやかな酸味と塩味で味わい深くなります。梅ライスは、一般的なご飯として食べるだけでなく、おにぎりや弁当の具としてもよく利用されます。】
唾が出て、食欲をそそる的確な回答であります。しかしながら、私が問いかけた“うめラいス”とは、コミュニケーションの要諦となる五つの要素の頭文字『う・頷く、め・目を見て、ラ・ラストまで、い・一生懸命、す・スマイルで』を表すものであります。先日、外部講師による管理職のパワハラ防止の研修の際に、組織を安心で安全に保ちATMな雰囲気を作るためには、上司の傾聴する姿勢が大切であることを“うめラいス”で分かりやすく、覚えやすいように諭してくださいました。
次にChatGPTに『頷く、目を見る、ラストまで、一生懸命、スマイルで』と入力するとこのような回答でした。
【「頷く、目を見る、ラストまで、一生懸命、スマイルで」という要素を組み合わせたコミュニケーションは、相手との深いつながりや共感を生む素敵な方法です。以下は、それぞれの行動がもたらす効果についてのアイデアです。
これらの要素を組み合わせることで、うめライスを通じたコミュニケーションがより深いものとなり、共感や楽しい体験を共有できるでしょう。】
AIは発展途上ですので、少し違和感のある文言もありますが、近い将来には、我々の業務でも大いに活用されることが期待されます。しかしながら、AIやロボットの時代になろうとも、人と人が向き合うコミュニケーションが大切なことはなんら変わりはないと思います。
何かと気忙しい師走を迎えました。忙しいことで、仲間とのコミュニケーションが疎かになり、雰囲気が悪くなることからミスの発生や事故にもつながります。お互いを尊重する“うめライス”のコミュニケーションでこの一年を有終の美でで締め括ることができるよう取り組んでまいります。
和田晶夫